カレーの聖地
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健康の話
神保町、御茶ノ水、神田小川町のみなさま、こんにちは。
院長の中根です。
我らが神保町はカレーの聖地、激戦区でもあり、今年も何かにつけお世話になりましたので、一年の締めくくりはカレーについて書こうと思います。
日本人は年間約100億皿も食べているカレーには、複数のスパイスが使用されています。
その中には漢方薬として使われているものもあり、健康への効能も期待できます。
例えば、ターメリックはウコンのことで、含まれているクルクミンは肝機能を向上させます。
また、コレステロール値の低下や、脳機能の活性化によりアルツハイマー病の予防にも効果的との報告もあります。
クミンは、古代エジプト時代から使われてきた、とても歴史のあるスパイスで、カレー特有の香りがします。
消化器官に効果があり、食欲増進や消化促進の作用があるといわれています。
抗がん作用や、胃痛、腹痛にも効果的です。
そして、コリアンダーには、消化促進やデトックス作用、ビタミンC、カルシウムや鉄分も豊富なので、美肌にも効果的です。
効能がわかるとカレーがさらにおいしく感じます。
今年も残りわずかですが、カレーを食べて元気に一年を締めくくりましょう。