健脚
/
膝の痛み
神保町、御茶ノ水、神田小川町のみなさま、こんにちは。院長の中根です。
人生百年時代、長生きのために丈夫な足腰で元気に動き回り、寝たきりにならないこと、一日でも長く自分の足で歩いて過ごすことは、より大切になってきます。
健脚といえば、初めて緻密な日本地図をつくったことで知られる伊能忠敬翁。
彼は55才を過ぎて、地球1周分のおよそ4万㎞、1日に約40㎞も歩いていたそうです。
ちなみに当時は和服のため、着崩れないように「なんば歩き」という歩き方が一般的でした。
これは上半身と下半身は捻らず、右手右足、左手左足を同時に出して。足は踵からではなくフラットに着地するといった所作で、足底のバネが使えるので、着地の衝撃が少なく疲れにくいそうです。
また、身体の回旋が少ないので、腰椎への負担も比較的軽微で、腸の捻りも少ないことから便秘にもなりにくく、歩行時の足の捻れも抑えられて外反母趾の回避にもなっていたといわれます。11月は語呂合わせから、「いい◯◯の日」という記念日が多く、11月13日は、「いいひざの日」だそうです。
いま膝に不調を抱えている方は、早めの改善に取り組んで、健脚へのスタートを踏み出しましょう!