肩こり

多くの方を悩ます「肩こり」は、一体どのような原因で引き起こされるのでしょうか。

こちらでは、肩こりの考えられる原因について詳しくご紹介していきます。

【筋緊張・血流不足】

首肩の筋緊張が強まると循環不足を起こし、こり感の原因となる疲労物質（老廃物）が蓄積してしまいます。

首肩が緊張、循環不足を起こす要因としては次のことが挙げられます。

●不良姿勢（姿勢のゆがみ）

背中の丸まった姿勢は首肩の負担が増え、緊張に繋がります。

日本人は肩の筋肉量が少なく頭も大きいため、首・肩に負担がかかりやすいことも原因の一つとして挙げられます。

●長時間の同じ姿勢

デスクワーク、スマホの操作で身体を動かさない場合、姿勢維持のために筋肉が緊張した状態になってしまいます。
眼精疲労も目のまわりの緊張から肩こりに繋がりやすくなります。

●運動不足

運動不足では筋ポンプ作用が十分に働かず、循環不足を起こしやすくなります。

●オーバーワーク

仕事やスポーツで身体を使いすぎている場合、疲労が抜けずに肩こりに繋がりやすくなります。

【症候性肩こり】

高血圧や低血圧、または心筋梗塞、狭心症、くも膜下出血といった病気が原因の肩こりもあります。
肩周りの急な痛み、しびれがみられた場合、自己判断せずに医療機関に早めにいくようにしましょう

肩こりは主に日常生活での筋緊張や循環不足から起こると考えられます。

こちらでは「自分で簡単にできる肩こり解消法」についてご紹介していますので、ぜひご参考ください。

【首・肩のストレッチ】

肩周りの緊張をやわらげ、血流を改善するためにはストレッチが効果的です。

「首を横に倒す」「肩甲骨を内側に寄せる」といったストレッチで首肩周りの筋肉をしっかりと伸ばしましょう。

【正しい姿勢を心がける】

しっかり骨盤を立てて座り、背中を伸ばした正しい姿勢を普段から意識しましょう。
（過度に動きすぎると腰痛の原因になる場合があるため、腰は反りすぎないようにしましょう）
背中が伸ばしにくい場合は、肩甲骨周りのストレッチが姿勢の改善にも効果的です。

【適度な運動】

習慣的な運動は全身の血流改善に効果的です。
腕を前後に大きく振るウォーキングや肩を動かす水泳などが肩こり改善におすすめです。

【規則正しい生活を送る】

夜更かしをせずに、しっかりと睡眠時間を確保するようにしましょう。
体内時計の乱れや睡眠不足はストレス、疲労がたまり、肩こりに繋がりやすくなります。

慢性化してしまった肩こりだと思ってあきらめてはいませんか。

多くみられる肩こりだと思っていても、中には症候性の肩こりである場合もあります。

日常生活に影響を及ぼしてしまっている場合も少なくありません。
自分で軽く考えずに、早めに改善を目指しましょう。

当院では「筋膜リリース（ストレッチ）」「骨格矯正」「カッピング」などを使って肩周りの血流を改善し、固まった筋肉を緩めて症状の改善を促していきます。